ITエンジニアが外資系に転職して給料を上げる方法


能力のあるエンジニアは、外資系企業に転職すると、給料が大幅に上げられます。

ただ外資であれば誰でも給料増になるわけではありません。
持っているスキルや経験もそうですが、タイミングや交渉によって大きく変わってきます。
今回は外資に転職して給料を大幅に上げた男性の事例をご紹介します。

外資に転職して給料を大幅に上げた男性

外資系IT企業に転職した男性
わたしは東京に住む35歳の男です。
学生時代からフリーでWeb関連の開発業務を行っていました。
Web開発業務10年目で、スカウトされて外資系の技術支援職に入社。
その後に海外勤務ができる別の外資に転職しました。
給料は転職のたびに上がっています。
仕事内容は、フリー時代はPHPとPythonを扱うプログラマでありWEBに関する何でも屋でしたが、転職のたびにプログラムを書かなくなり、チーム管理やディレクターとしての役割を求められていきました。

なぜ外資系に転職したの?

1回目は海外勤務がしたくて、現地採用の外資系企業に転職しました。
2回目は、緊急の家族介護が必要になり、日本に帰国するために外資系企業に転職しました。

どうやって外資の転職先を探した?

1回目は、IT系の転職に強い「レバテック」というエージェントさんのところで探しました。
条件や給料交渉をやっていただき、かなり年収が上がったと思います。
2回目は転職サイトのオンラインエントリーで慌てて探したのですが、うまくいかず1回目の転職でお世話になったレバテックの担当者さんに泣きつきました。
メールと電話で担当のエージェントさんとやり取りをして、日本に出張で一時帰国中に面接を受けました。
事情を考慮して複数回ある面接を一回にしてくださった上層部のかたには感謝しています。

転職した外資はどんな職場だった?

すべてIT業界です。
アメリカに本社をおく外資系企業ばかりです。
1回目は、日本人女性は私だけの環境でした。社内公用語は当然英語ですが、日本企業を相手にする仕事でした。
某巨大WEBサイトのデータベースであるOracleとMongoDBのチューニング、自然言語アルゴリズムの改良がメイン業務です。
2回目は、外資系でしたがかなり日本的な環境でした。
5人ほどのチームを率いて、WEBサイトのコンサル的なディレクターをしていました。

外資の給料や待遇はどう?

1回目はアメリカで現地採用でした。
外資系企業の様子
(オフィスの様子。意外と日本人比率が高かった)

年収は1500万円ほど。
ITバブル期だったためかなり破格のお給料でした。
また外国人手当がつき、一時帰国費用などもいただけました。

面白かったのは休暇制度です。
部門でホリデーシーズンにみんなで海外旅行に行くイベントがありました。
費用は会社持ちです。

2回目は外資の日本法人で採用されました。
給料は2000万を超えIT業界のなかでも良い方だったようです。
でもかなり激務でした。
そのためお給料に見合っているのか、時々疑問に感じていました。

外資に転職する人へ

転職は、スキルよりも相手企業とのご縁だと思います。
一般的に言われている企業風土と実際に働く部門の風土が違っていることもあります。
とくに一緒に働くひととの相性は大切です。
人事のかたが感じ良くても一緒に働く人たちとの面接であまり良い感覚が得られないなら、やめたほうが良いかもしれません。

また、私はボスと一緒に採用に関わっていたことがあるのですが、「仕事がデキるように見せる」ことが逆効果になるケースもあります。
スキルを高く見せようとあれこれレジュメをいじるかたもいるようですが、「デキる人は要らない」という上層部もいます。
採用する側が「一緒に働きたい」と思うことが何よりも肝心です。

ですので、選考に落ちても、「スキルがなかったんだ」とご自分を責めないでください。
「ご縁がなかったんだな」と思ったほうが良いかもしれません。
また年収を上げるために外資に転職するなら、年収交渉が必要になるため転職エージェントの利用が必須だと思います。
自分でもできるかもしれませんが、交渉のプロ相手に素人が挑んでもいい結果は出ないです(経験済み・・・)
レバテックは、交渉にも強かったので外資に興味がある方は登録して話を聞いてみてはいかがでしょうか。

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